ホンジュラス(El Amatillo)→エルサルバドル(Santa Clarita) 国境越え

ホンジュラス側

国境の数百m手前で分岐があり、大型車とそれ以外とで進路が分かれている。

イミグレーションに着くと、建物前にたくさんの人。
ここに自転車を置いて中に入るのは嫌だな。
「オレが見ててやるから心配するな」と言ってくる者がいるが、僕が疑っているのはあなたたちなのですよ。

建物の中は、20人ぐらいの行列。
10時半。
やはり国境直前の街で泊まって、朝一番の空いてる時に来た方がいいな。

ガラス張りとか鉄格子だったら、並びながら外の自転車の安否を確認できるのだが、ここは見えない。
建物内に自転車を置いてもいいかと係員に聞いたら、ダメだと。
仕方ない、ずっとソワソワしながら並んで待つしかなかった。

この間に、両替屋が声をかけてくる。
ホンジュラスレンピラが少額余っていたので、ここで両替。
国境係員よりも、こういう両替屋みたいな人の方が英語をしゃべれたりする。
係員たち、恥ずかしくないのかね。

ようやく番がまわってきた。
特に質問はなく、指10本すべての指紋を機械で読み取り、顔写真を撮影。
こういうのは入国時にやるべきなんじゃないのか。

とここで、停電。
よりによって僕の手続き中に。
でも落ちたのは照明だけで、係員のPCやその他の機器は影響なかった。

手続きを終えて外に出ると、自転車は無事。
バッグを開けられた形跡もなかった。

「オレが見ててやったぞ」と言ってくる者がいる。
疑ってしまって申し訳なかったけど、実際国境には悪党がたむろっているのは事実で、信頼しろったって無理な話だ。

ホンジュラスレンピラ。


国境の川。


エルサルバドル側

こちらは屋外に窓口があり、人も少なく待つこともなかった。

質問されたのは、交通手段、行き先、滞在期間。
係員は笑顔で感じ良かった。

スタンプはなし。

180日以内の滞在であればビザ不要。

所要トータル40分。

この国境越えでの出費、ゼロ。
渡された紙切れ、ゼロ。

両国側ともにATMも正規両替屋もなし。
その辺の両替屋と両替できる。


San Miguel, El Salvador

18748km (Total 155442km)



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