マヌエルアントニオ→ペニャスブランカス (Costa Rica)
コンゴウインコは、国立公園内より人間の生活圏周辺で見かけることの方が多い。
ハコという街のホステルで1泊。
絵に描いたような欧米人仕様のビーチリゾート。
半裸の欧米人がそこらをうろつき、ドコドコ系BGMが深夜まで轟く。
サイクリストにはどうやっても相容れないこの空気。
宿はエアコンなし、扇風機のみ。
こんなにも猛暑なのに部屋は小さな窓しかなく、防犯のためか他の客は部屋のドアを閉めたがり、ほぼ密室。
アメリカ人のカップルがひとつのベッドで抱き合って寝ている。
どんだけラブラブか知らんが、ひとりでじっとしているだけでもベタベタするこの不快な環境でよくそんなくっつけるな、見ただけで気持ち悪い。
コスタリカは、国全体が欧米人向けのリゾートになっているような気がする。
パナマとコスタリカでセットなのかな、動物との遭遇がなかったら、ここはただただ暑すぎて高すぎるだけ、地元民の存在感も薄く独自文化も見られない。
欧米人一強のこのリゾートを見ていると、やはり日中韓のアジア勢では太刀打ちできず、この世界はまだ当面の間かれらの覇権が続きそうだなと感じてしまう。
ここはワニ橋。
17年前も通った。
当時はワニがたくさんいたが、今回はごく少数。
こんなところに橋を建設するのは怖かっただろうな。
橋梁点検の仕事があったらぜひやってみたい。
しかしワニって、ナマケモノ以上に動かないな。
路肩消失。
大型車がバンバン行き交う幹線道路で、どうしてこんなギリギリ設定?
物価高いくせに手抜いてんじゃねえよ。
道幅が狭くなると、クラクションを鳴らすゴミムシが増殖するのはいつも通り。
物価高いくせにクラクション鳴らしてんじゃねえよ。
動物との遭遇がなかったら、ここは本当にただ暑すぎて高すぎるだけ。
あちこち立ち寄らず、最短ですり抜ける。
Rivas, Nicaragua
18246km (Total 154940km)