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ニュージーランド(Christchurch) → ヨルダン(Amman) フライト

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パッキング作業はモーリーン宅でやらせてもらえた。 何から何まで、最後の最後まで、親切にしてもらった。 彼女の親切さはいつも自然で的確。 こんな風に上手に人を助けられるようになりたい。 最後の晩餐は、タイ料理のテイクアウェイ。 ニュージーランドは欧米文化圏では他に類を見ないほどアジア料理店が豊富にある。 久々のタイ料理、アジアの風味、いやーウマかった。 今後また当分はこういうのは食べられない。 フライトはAM6時、チェックインは4時なので前日の夜に空港入りする。 空港までモーリーンが車で送ってくれた。 本当に何から何まで、お世話になりました。 クライストチャーチ チェックインカウンターが開くのはAM3時、それまでは待機。 チケットは約140000円。 荷物は1個30kgまで無料、これは太っ腹。 追加の1個で超過料金NZ$129(11358円)。 1度のフライトでたいそうな大金が飛ぶが、今回はチケット以外の出費が軽傷ですんだ。 シドニーまで3.5時間のフライト。 ニュージーランドドル。 シドニー 約3時間待ち。 同じ航空会社なのでただ待つのみ。 オーストラリアは乗り継ぎで8時間以上空港に滞在する場合はトランジットビザが必要になるらしい。 シドニーからバンコク、そんなに遠くないイメージだが10時間のフライト。 バンコク 約8時間待ち。 航空会社が変わるので再チェックインする必要があるが、荷物の回収は不要、これは楽でいい。 ふつうは航空会社が変われば再チェックインの際に荷物を回収してまた荷物代を払わなければならないが、今回はクライストチャーチで一括での支払いですんだ。 チェックイン時にヨルダン出国チケットを持っているか聞かれたが、自転車で陸路で出国する旨を説明したらOKだった。 問答無用で出国チケット必須のアホな国が多く、今回は理解力があって助かった。 さすがタイ、空港内に日本人が多い。 まだマスクしてるよ、この人たち。 タイからヨルダン行きのフライトがあるなんて意外だった。 さすがにこの便は日本人はおらず欧米人も少なく、大半がアラブ人。 幸い空いていて、3連シートを独占、横になって眠れた。 アンマンまで9時間のフライト。 アンマン イミグレーションでは、パスポートを提示するのみ。 宿泊先の宿名だけ聞かれた。 係員は無愛想だが、日本語で「コンニチハ」、「アリガト」と言ってく...

クライストチャーチ 2 (New Zealand)

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再びクライストチャーチ。 またモーリーン宅でやっかいになる。 また毎日ごちそうをつくってくれて、毎日ドライブに連れて行ってくれる。 誕生日前祝いということで、峠のカフェでケーキをごちそうしてもらった。 またご近所さんの立食パーティ。 この国には富裕層しかいないのかしら。 先日の、ワーホリの日本人がたくさん集まる宿では僕が最年長だったが、ここでは最年少。 駆動系パーツを一新。 チェーン、スプロケット、リアディレイラー、交換。 総額なんと、NZ$334(29567円)。 工賃だけで衝撃のNZ$110(9737円)。 日本だったら工賃込みで総額1万円いかないと思う。 オークランドでタイヤ交換してから約3000km走行、パンクゼロ。 さすがシュワルベ。 世界各地で勃発しているパレスチナデモ、ここでも。 国があるから人は争うのか。 人は争うから国があるのか。 イスラエルとガザの戦力差は、象と蟻が戦うようなもの。 ハマスとしては、イスラエルで捕まえた人質とガザの民間人をまるごと人質にするぐらいのことをして初めて、イスラエルを窮地に追いやれる。 ここまではハマスの台本通りなのだろう。 世論としては、対パレスチナではなく対ハマスであることを見誤ってはならない。 ふだんはニュースを見て思考してみるだけだが、ここでかれらの生の叫び声を聞いて、心震わされた。 ニュージーランドはイギリス連邦で、生粋のニュージーランド人の大半がイギリス系。 諸悪の根源はイギリスの三枚舌外交なわけだが、イギリス人もイギリス系も、特に責任を感じているような様子はない。 今回の件でも欧米はイスラエルを支持する立場だが、ニュージーランドはいたって中立という印象。 もっとも、台湾問題は日本による統治がそもそもの始まり、でも大半の日本人はあくまで悪いのは中国で自分たちに責任があるなんて考えもしないだろう。 中国としては、奪われたものを取り戻そうとしているだけのこと。 終わらない領土争い。 正義も悪もない、ただ自分が生き残るため。 正解は何? Christchurch, New Zealand 23770km (Total 160464km)

トゥワイゼル→クライストチャーチ (New Zealand)

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再びトゥワイゼルのキャンプ場へ。 ここへ来るのは三度目。 レセプションのお姉さんはいつも笑顔でとてもキュート、戻るたびに僕のことをおぼえてくれている。 アジア人の顔なんて皆同じに見えるだろうに、おぼえてくれているというのは光栄。 相変わらずC国の方々の客足が途絶えず、キッチンの使用時間を調整しなければならない切迫感があることを除けば、あとWi-Fiが不安定なことを除けば、のんびりすごせて悪くないところだ。 思いっ切りダラけた後、クライストチャーチまで戻る。 再びプカキ湖。 再びマウントクック。 再びテカポ湖。 一度目に来た時は高すぎる宿代とツーリスティックな空気から逃避したが、今回はホステルに1泊。 雰囲気や民度は良好、ワーホリで来ている日本人がたくさんいた。 今や旅行者としての日本人は絶滅に瀕するレアモノだが、ワーホリの若者なら別。 僕はワーホリというものの存在を知った時すでに30をすぎていたこともあって経験していないが、オーストラリアやニュージーランドやカナダを旅しているとワーホリの日本人に出会うことが多々ある。 同じ日本人同士でも、そこへ来たコンセプトがまるで違えば興味関心事のフォーカスも合わない、まあ旅人同士でも話が噛み合わないことが多いけど。 昔からこれらの国は高時給というのもあったが、以前は稼ぎよりは海外体験という比重の方が大きかったと思われる。 日本でもふつうに生きていけるけど、若いうちに海外で経験を積んでおきたい、女性の場合は白人の男と結婚して現地に住む願望が強くあるのだろう。 今は、日本でもふつうに生きていけるよね、なんて言う人はさすがにもういないでしょう。 確実に沈みゆくこの船からどう生きのびるか、一時的な体験やお遊びなどではなく海外永住するためのスキルや地盤を今から準備しておく、というのは至極賢明だ。 日本の少子高齢化と人口減少はまだ始まりにすぎない。 若い働き手が海外流出し、圧倒的マジョリティである高齢者こそが民意として手厚く保護され、未来のための長期的ビジョンによる政策や変革などは少数意見として黙殺、それがさらなる高齢化を引き起こす、地獄の悪循環。 「民主主義の末期症状」は世界のあちこちですでに見られ、そろそろ限界を迎える気がしてならない。 おにぎり1個、NZ$7.99(717円)。 サンドウィッチ、NZ$6.99(627円)。 タマネギ、...

ワナカ→トゥワイゼル (New Zealand)

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ワナカ。 クイーンズタウンから70kmほど北東にある湖畔の街。 ここもツーリスティックではあるがクイーンズタウンほどではなく、キャンプ場もギリ許容範囲の価格で、ここならまあ居れる。 ここはニュージーランドだが、その辺を歩いている人は半分ぐらいが中国人。 やはり南北に細長い湖がシワのようにいくつものびている。 湖に沿って山を越え、西海岸へ向かう。 街らしい街はなく、カフェに併設されているキャンプ場で1泊。 NZ$15(1316円)。 小さくて目立たないキャンプ場だが必要なものはそろっており、客は僕だけ。 天気が荒れてきた。 この先はルート検索によると、崖崩れのため通行止め。 詳細は不明だが、自転車歩行者なら通してくれそうな感じ、あるいは少し待てば復旧するような感じ、ではある。 しかし、西海岸は雨天が多く、キャンプ場がバカみたいに高く、さらにサンドフライが蔓延している、など調べるほど悪条件ばかりが出てくる。 そこへ通行止めとなると、僕の心はたやすくヘシ折れた。 ということで西海岸は断念し、とりあえずクライストチャーチ方面へ引き返すことにした。 もはやニュージーランドをくまなく見てまわるという気は失せており、どのルートであれこの快適な気候と環境をできるだけ長く楽しみながら周遊できればいい。 山から離れると雲が途切れ、晴天に。 西の海から吹く風が山にぶつかって雲を形成して西海岸は雨天、東側は乾燥、というロッキーやアンデスと同じタイプの地形。 標高1000m。 この区間は100kmぐらい街がない。 100km先の街にキャンプ場があるが、テントサイトでNZ$49(4302円)というふざけたもの。 テント張って寝るだけでこの価格って、どんなゴージャスなおもてなしをしてくれるのでしょうか。 仮に食事付きでたらふく食わせてくれるとしてもなお割高、そして実際には特別なサービスなど何もないと思われる。 というわけで野宿するのだが、広大な土地あり、時々森林もあり、川もあり、しかし相変わらず憎きフェンスがえんえん続いているため、原則としてテントを張れる場所はない。 久々の、橋の下キャンプ。 人目につかず、水にも困らず、絶好のロケーション。 ただ、十分気をつけてはいたのだが、一度血が出るかと思うほど頭を鉄骨に強打した、痛い。 ヘルメットというのはこういう環境でこそかぶるべきもの。 自転車こいで...