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オマーン(Salalah)→スリランカ(Colombo) フライト

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スリランカビザ ETAと呼ばれるeビザを事前に申請。 https://eta.gov.lk/etaslvisa/etaNavServ?payType=1 顔写真やらパスポート写真のアップなど煩わしい作業はなく、簡単な質問と個人情報等を埋めていくだけ。 無料、 ダブル、滞在期限30日。 申請して約1時間後、ビザ認可のメールが届いた。 PDFの添付はなく、入国手続きの際にこのメールを見せる必要もない。 オマーン出国 出発は朝5時、深夜に空港へ向かう。 宿から空港まで13km、真夜中に走行しても危険は感じない。 スリランカへ行くには出国チケットが必要。 チケットを提示しなければチェックインできない。 超過料金は、242リアル(93246円)。 近年のフライトではぶっちぎり、チケットの倍以上。 荷物1個のために人間2人分以上の額とはいかなる了見なのか。 一昨年日本からブラジルへ飛んだ時も今回と同じくカタール航空だったが、超過料金は取られなかった。 荷物の総量はほぼ変わっていない。 チェックインして搭乗ゲートへ向かう時、手荷物チェックで延長コードを没収された。 何十回も飛行機に乗ってきたが、こんなのは初めてだ。 「なんでダメなの?」 「これは許可されていない」 「だからなんで?」 「そういうルールだからだ」 と、校則に反抗する中学生と教師のような不毛なやりとりをした。 不可解なルールというのは、ルールメーカー側も合理的な理由を説明できないものだ、いや説明できるように教育しとけよ。 延長コードはまた買えるものだが、日本で買った良質なもので大事に使っていたものだから悔しい。 そんなこちらの心情を逆撫でするかのような、 警備員のきわめて粗暴で礼儀に欠ける対応に、非常に気分を害した。 オマーンではアホ警察とのトラブルがなかったから気持ち良くおさらばできると思っていたのに、最後の最後で印象が変わってしまった。 オイルマネーに甘やかされてまともに教育も受けていないクズ、と言いたいところだがどこの世界にもこういう無礼者っているものかもしれない、日本の空港には絶対いないと思うが。 オマーンリアル。 ドーハ 約13時間待ち。 同じ航空会社のため荷物を受け取る必要がなく、身軽でまだマシだった。 荷物をピックアップして再チェックインの場合、常に大荷物と一緒にいなければならないのでトイレも行けやしな...

サラーラ (Oman)

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アルジャジーラ、世界最大の半島。 次に来る時は、シリアからイラク、そしてイエメンまで旅してみたいな。 予約していた宿の前に到着した瞬間、通りすがりのタクシードライバーが満面の笑顔で声をかけてきた。 まるで僕の到着を知っていたかのよう。 レストランでラクダ肉をごちそうになった。 手で上手に食べるコツを教わった。 コーラを頼もうとしたら、今はパレスチナ問題でイスラエル=アメリカ関連の製品をボイコットしているそうで、サウジ産のコーラで。 彼はアラブ人としてはめずらしく自転車が好きで、一人で自転車で出かけて砂漠でキャンプしたりするそうだ。 ここではそういう趣味はかなりクレイジーらしい。 そして日本が大好きで、日本語のフレーズをいくつも知っている。 サラーラにはホステルがなく、個室。 6リアル(2287円)。 食事や買物以外はまったく出歩かず、宿にこもる。 今の僕の身体の主成分は、インスタントラーメンとツナ缶とマウンテンデュー。 ヒョロガリの栄養失調、とにかくエナジーチャージしなければ。 リアルがだいぶ余りそうなので、値段はあまり気にせず近くのレストランで。 やはりカレーが主流、2リアル(762円)。 食べる楽しみを一切放棄したかのような何の芸もないチキンとビリヤニ、1.8リアル(686円)。 あまり期待できないが、せっかくなのでシーフード。 焼きすぎて硬い。 2.8リアル(1067円)。 食っても食っても食っても満たされない。 市場でラクダ肉。 1kgで3.5リアル(1334円)、高級肉じゃねえか。 いつも思うけど、骨付きで計量するのはずるいよね。 しょう油と塩で。 いただきます。 やや硬めだが、クセも臭味もそれほどなく、食べやすい。 日本人だったら、品種改良しまくって極上肉に育てちゃうんだろうな。 Salalah, Oman

ドゥクム→サラーラ (Oman)

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ドゥクムという街で安宿出現。 12.6リアル(4853円)。 アパートメントホテルというやつで、キッチンあり、宿というよりはマンションの一室。 もっと狭くて最低限のサービスでいいから、これの半額ぐらいの宿があれば連泊して疲れを癒せるのだが、アラビア半島はそう甘くない、ぶっ続けで走り続ける。 まあでも1泊でもできれば、電子機器を完全チャージできるし、ブログも更新できるし、いろいろスッキリする。 いつもいつも、砂漠に佇むモスクには本当に助けられる。 旅人にとってまさにオアシス。 バッグを開けたら、バッタが出てきたのでビックリ。 前日のキャンプで荷物をまとめた時にまぎれこんだのか。 トラックドライバーから水をいただいた。 白砂漠。 謎の廃墟も多く、道路から見られない死角でキャンプするのにいい。 風向きは不定。 横風になったり追い風になったり、でも向かい風が多いかな。 この辺りの砂漠は地面が固く、沈むことなく進める。 死角になるような建物がない時は、道路から目一杯離れてキャンプ。 奇跡のような夕焼け。 また山。 険しい地形で海岸沿いに道路をつくれないようで、やや内陸を登らされる。 登りきると、フラット。 また道路から目一杯離れてキャンプ。 連泊なしでぶっ続けだと当然疲れがたまる。 持続させるには、1日の走行距離を短めに設定して、日が暮れたらとっとと寝て睡眠をたっぷり取る。 朝。 爽快。 追い風。 また水をいただき。 また山へ。 また下り。 キャンプ続きでも、モスクがあるおかげで毎日身体を洗って洗濯もできている。 ただ、街のスーパーは品薄。 日々の食事はインスタントラーメンとツナ缶。 峡谷へ。 また登り。 息を呑む、こいつはすげえ。 過去に見た、名の知れたなんたらキャニオンよりも、誰も知らないこの壮大さ。 写真という枠にはとても収まりきらない。 家畜でも野生でも、イヌ以外の動物は皆僕を怖がって逃げてしまう。 オマーンにはイヌがいないので助かる。 ラクダ、ヤギ、ネコ、時々ウシ。 滝。 こんな乾燥地帯でも、山の水分が一箇所に集まって滴る。 険しい山道と、息を呑む風景に何度も足を止めていたら、日が沈んでしまった。 たどり着いた海辺で僕を待ってくれていたのは、こんなフルムーン。 BGMはJimi Hendrix「Angel」で。 ここからしばらく海を見ながらの道なのだが、あいにくの曇...