アコンカグア 2 (Argentina)
グアナコ。
アンデス原産の動物としてよく知られているリャマ、アルパカ、グアナコ、ビクーニャ。
いずれもラクダ科。
グアナコはアルゼンチンの高地から低地まで広範囲に分布している。
アコンカグア展望地まであと少しというところで、雲に覆われてしまった。
今日はもうアコンカグアは見れない。
プエンテデルインカというちょっとした観光地でストップ。
ヒッチハイクで旅している青年と話をした。
人懐っこくておしゃべりで、まったく人を警戒させない。
なるほど、こういう人柄ならヒッチハイクの旅に向いてるんだろうな。
野宿しながら貧乏旅行をしているようだけど、流暢な英語を話すところから察するに、元は育ちがいいのだろう。
ここで1軒だけ宿が開いていた。
ドミトリー2000ペソ(1050円)。
他の個室には客が入っているようだったが、ドミトリーは僕ひとりで独占。
宿の人はとても紳士的で親切にしてくれる。
朝食もちゃんとしてる。
やはり、安い宿ほどサービスがいい。
ただしWi-Fiなし。
翌朝、-2℃。
すっきり晴れた。
プエンテデルインカから3kmほど登って、見えてきた。
南米最高峰アコンカグア(6960m)。
標高2900m。
世界の高山ランキングを見てみると、1位~100位までヒマラヤ山系が独占している。
正確な区分としてはヒマラヤではなく別の山脈に属していたりするが、大まかにヒマラヤを中心としてアジア中央部に連なるあの大山脈地帯に、7000~8000m級の世界の高峰100が集中している。
山脈として世界1位がヒマラヤだとすると、次に来るのがアンデスのこのアコンカグア。
つまりヒマラヤ山系以外ではアコンカグアより高い山はない。
15年前もここにいた。
Santiago, Chile