ファームステイ 2 (Brazil)

ダグラスに車で街まで連れて行ってもらう。
モジ・ダス・クルゼスというこの街も、特に日系人が多いようだ。
あちこちに日本人の名前らしき店名や会社名が目につく。

たまたま立ち寄った屋台の女性たちは、ブラジル人だが片言の日本語を話せた。

右の女性は、この時ちょうど浜松で働いている友人とビデオ通話していて、突然日本人が現れたので驚いていた。
浜松には多くのブラジル人が在住しているらしい。

その後、ボルダリングジムへ。

この日集まったのは、ダグラス以外は全員日系人。
少し日本語を話せる人もいるが、皆ポルトガル語を母語とし、ブラジル人として生きている。
週に1回、クライミング仲間でここに集まっているようだ。

僕は初挑戦。
日本で仕事している時はクライミングの道具を使ったりするので興味なくはないが、あまり自分に向いてるとは思えなかった。
とりあえずやってみたが、これ自体が楽しいというよりは、皆でワーワー言いながら盛り上がってみるような感じだった。


翌日。
ボルダリング仲間たちがダグラス家に集まってバーベキュー。



ポルトガル語、日本語、英語のごちゃまぜで会話する。


自宅でこんな広々とバーベキューができるなんて。




びっくりするほどうまい!
柔らかくてジューシー!


日本は、そこに住むほとんどの人が同民族で同言語を話し、同文化を共有している。
それが日本人だと認識してきたから、ブラジル人として生きポルトガル語を母語とする日本人との対面はとても興味深い。
どういったアイデンティティを抱いているのか、しかし世界の多くの国は複数の民族や文化が入り混じっているのが当たり前でふつうのこと、日本の方が異例なのだ。

皆、穏やかな物腰で僕に接してくれた。
こういう感触はやはり日本的。

翌朝。
出発しようと準備していたら、また雨。
「気にせずいくらでも泊まっていけばいい」と言ってくれた。
本当にありがたい、でも雨が止むのを少し待って、お別れ。

ダグラスがドローンで撮影してくれた。



Boituva, Brazil

1438km (Total 138132km)



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