クライストチャーチ→テカポ湖 (New Zealand)

内陸へ。

街明かりが少なく晴天率が高いためか、天体観測に適したエリアとなっている。

このブログは晴天の写真ばかりなのでいつも晴天のように思われるかもしれないが、曇天日も決して少なくない。
一応予報を見ながら調整しているのです。





標高700m、テカポ湖。










気温上昇。
南下して、標高も上がって、さらなる冷気を期待していたのだが。
夜は氷点下でいつもテントが凍るが、この日は日中18℃。
もう春が来るのか。

暑い、、、喉が渇く、、、

もうガマンできぬ。

うめえええええ!!!

1ヶ月ぶりのコーラ。
コカコーラを発明した人ってほんと天才だな。
これは中毒にもなるわ。

1.5LでNZ$3.78(328円)。
ふだんスーパーで見かけるコーラは500mlでNZ$4(347円)。
物価の高いテカポ湖でなぜかお買い得。

美しい湖だが多くの人でにぎわう有数の観光地、ツーリスティックが過ぎる。
中国人多し。
おそらく中国からの旅行者ではなく在住者だが、やっぱ存在感強いな。

宿は、最安のドミトリーでNZ$38(3305円)。
キャンプ場は、最安のテントサイトでNZ$54(4697円)。
おかしい。

たとえリーズナブルな宿泊施設があったとしても、こういう空気になじめるはずもなく、美しい風景にも素直に浸れない。

湖畔の街から12kmほど、テカポ湖の隣にあるアレクサンドリナ湖に安いキャンプ場があるようで、そこまで逃避。


交通量激減。

いいじゃない。

すばらしい。


自転車旅はこうでないとね。


ここからアレクサンドリナ湖のエリア。

ここのキャンプ場も満員だったり騒がしかったりしたらどうしようかと思ったが、ガラガラじゃん。

アレクサンドリナ湖。

これは、大当たり。

静寂。

NZ$10(869円)。
無人のキャンプ場で、「Honesty Box」に現金を入れる。
アラスカやカナダにもこういう現金投入式の無人キャンプ場が数多くあった。

サイトと簡易トイレがあるのみ。
これに10ドル払うなら野宿した方がいいが、こういう地域はたいてい野宿禁止、見つかったら面倒なことになるだろう。

サイトはテントを張る前提になっておらず、砂利でゴツゴツ。

他に2組のキャンパーが来ていた。
僕と同じく喧騒から逃れたい人たちなのだろう。
何をするわけでもなく、ただ座って時をすごしている。

僕は日本人らしくせかせかと、炊事、水浴び、洗濯。
日が出ているうちにやるべきことをすませてしまった方がいい。

今宵は豚骨ラーメン。

クライストチャーチのジャパンマートで買った味噌汁も。

ニュージーランドでは、まだ一度もパスタを買っていない。
ずっとアジアンスタイルの自炊。

すぐ近くの川で、水浴びと洗濯。

そして夕刻。



日が沈むと、一気に気温低下。

そして星空観測。
人工的な灯はもちろんなく、月も出ていない。
記憶に残る世界各地の満天の星空と比べてここは特別というわけでもないが、それでもやはり南半球の星にはうっとりとさせられる。


Twizel, New Zealand

22281km (Total 158975km)



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