カルタヘナ (Colombia)

例によって都市圏に入ると、進路妨害に次ぐ進路妨害、クラクション、誰もが傍若無人にふるまうカオス。
最も苦痛な時間。

The Mango Tree Hostel。

ドミトリー33060ペソ(1034円)。

このベタつく蒸し暑さでエアコンなし、扇風機。
コロンビアの扇風機は、たいていSAMURAI。

強弱を調整するツマミが意図的に壊されており、最弱設定で固定されている。
ボゴタのホステルでは隙あらばスタッフが部屋の電気を消しにきたし、コロンビアのホステルは奇妙な手口で電気代をケチろうとしてくる。

コストカットしたいのなら他にいくらでもムダが指摘できそうなものだ。
客へのサービスという本分を忘れ、スタッフ同士で遊んでばかりいる。
爆音BGMもいらないよ。

到着した直後、スコール。

当てにならない天気予報を見て、早めに出発しておいて正解だった。
長く激しいスコール、ちょっとタイミングがずれてたらズブ濡れになっていただろう。

雨が降ったり風が吹いたりすると、マンゴーがボトボトと落ちてくる。

雨が上がって買い出しに行くと、道路は洪水状態。

宿は混んでおらず、数人の欧米人旅行者がいる。
どうでもいいけど、素足で敷地内を歩き回る欧米人たちの習性には理解に苦しむ。
メチャクチャ汚いと思うのだけど、若い女の子なんかも素足でトイレに行き、その足でベッドに寝るとか、信じられん。


3匹のイヌ。
一番デカイのが一番甘えてくる。

断水。
ブラジルでも同じパターンがあったな。
宿に着いて、激しいスコール、洪水、その後シャワーを浴びようとしたら断水。
断水するなら、やることすべてすませてからにしてくれないかな。
夕方から夜って、一番水が必要な時間帯。

食器も洗えぬまま、気長に待つ。
2~3時間で復旧するだろうと思いきや、ついに日付が変わってもまだ水が出ない。

いつしか寝落ちして、深夜3時頃、蚊に刺されたかゆみで目がさめた。
蛇口をひねってみたら水が出た、ようやくシャワーを浴びれた。
最高レベルに気持ちの悪い一夜であった。

カルタヘナはリゾート。

インフラは脆弱でも、リゾートというだけで物価高め。

海はそんなにきれいではないが、とにかく暑いので泳ぐぐらいしかないのだろう。

日本人経営のラーメン屋。

なぜかこの店だけ停電、クッソ暑い。

店員は全員コロンビア人で、日本人はいない。
現地人はこの暑さに慣れているようで平気な顔をしていたが、僕はたまらずドアを開けてくれと頼んで、ようやく少し風を入れられた。

サムライラーメン。

チャーシュー丼。

ギョウザ。

計95000ペソ(2978円)。
一食で、コロンビアの平均的な宿代3泊分ぐらいいってしまった。
味もボリュームも、満足感はなし。
日本人経営ということで期待しすぎてしまったか。

軽い一時的なスコールでもあっという間に洪水になるというのは、道路の排水がなってないんだな。

極度の蒸し暑さで扇風機もままならない部屋はさすがにリラックスできず、立地は悪くてもエアコンがある宿に移動した。


Cartagena, Colombia

17139km (Total 153833km)



このブログの人気の投稿

旅再開

札幌生活