モンテビデオ (Uruguay)
首都モンテビデオ。
ブラジルのポルトガル勢力と、アルゼンチンのスペイン勢力にはさまれた小国ウルグアイ。
ブエノスアイレスにいたスペイン人が、ポルトガル勢力を阻止するために建設した都市がモンテビデオ。
軍事拠点、商業都市として発展した港町。
名の由来は、マゼランがこの地にたどり着いた時、西にそびえる小高い丘を見て「Monte vide eu」(我、山を見たり)と言ったとのことだが、諸説あり。
ウルグアイは国土も人口もパラグアイの半分以下なのに、モンテビデオはアスンシオンよりはるかに首都らしい首都。
それだけウルグアイは首都への人口集中が著しいというのもあり、ラテンアメリカでもトップクラスに生活水準が高い都市というのもある。
街並みは完全にヨーロッパ。
古い石造建築がきれいに維持されている。
海外でよく見かける「メイソウ」、久しぶりに見た。
ウルグアイは大麻合法。
大麻合法化したのは、かのムヒカ政権。
他にも、カトリック文化にもかかわらず人工中絶や同性婚も認めるなど、相当なリベラルっぷり。
ラプラタ川。
日中12℃。
この日は冷たい強風が吹き荒れ、体感は10℃以下だったんじゃないかな。
モンテビデオに向かう途中、中心地に達する手前の郊外はアルゼンチン並みに荒れており、貧しく見えた。
中心部でもホームレスがそこらで寝ている。
データ上は格差が少ないと語っているが、現実はそこまできれいじゃない。
モンテビテオではスマートシティ化が促進されているそうだが、街を歩いていてもそういった実感は伝わってこない。
路面はデコボコだし、物理的なインフラはそこまで整備されているように見えない。
それでも、早いうちからあらゆることをデジタル化、AI化していく試みは今後必ず国を有利にしていくだろう。
日本も静岡でスマートシティの実験がおこなわれているようだが、我が国はとにかく新たな変革に対して慎重すぎる。
何でも新しいことやってみたらいいんじゃないかな。
Blanes Hostel。
しっかりした石造建築、高い天井。
ヨーロッパですな。
ドミトリー1泊445ペソ(1504円)。
朝食付き。
また労働者が多い。
ベネズエラ人やらキューバ人やらポルトガル人やら、なんとも多国籍。
皆とても気さくに話しかけてくれる。
意外に英語が通じやすい。
屋台のハンバーガーが最安で150ペソ(507円)。
食事はやはりスーパーで割安商品を探して自炊する以外ない。
大正義レバー、480g66ペソ(225円)。
レバーパスタ。
一人前を収容できる食器がない。
余った現金を使い果たすのに、ちょっと奮発。
これは一応ハンバーガーらしい。
明日、フェリーでブエノスアイレスへ渡る。
不確定なステップがいくつもあって、果たしてうまくいくのかどうか、、、
Montevideo, Uruguay