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ファドゥーツ(Lichtenstein)→ヴァルミュシュタイア(Switzerland)

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再びスイス。 クール。 Churという街で「チュール」と言ってしまいそうになるが、「クール」らしい。 また一山越えて。 このキャンプ場、なんと洗車場がある。 キャンプ場としては破格の額を払ってるわけだから、こういうプラスアルファのサービスがあってもいいよね。 あんなところにも村が。 峠越え。 気づけばまた週末。 混雑は避けたいが、そのたびにわざわざずらすというのも無理がある。 古い家屋が残った美しい村。 大量のバイクがけたたましく静寂を壊す。 住民が不憫すぎる。 今日も老若男女問わずサイクリストたちが峠へと駆け上がる。 男はともかく女の人はトイレどうしてるんだろ? 日差しは強いが、ひんやりとした風が吹いて心地良い。 アルブラ峠(2315m)。 標識がやたらと高いのはステッカー防止か。 ロードバイクだらけ。 リヒテンシュタイン人に声をかけられ、激励された。 いつもほぼ100%白人、アジア人で小径車で荷物積んでるのは僕だけ。 めずらしがられる。 特に観光地というわけではなさそうな小さな村でも、小ぎれいでおしゃれだな。 恐怖の日曜日。 大手チェーンは軒並み休みだが、Volgというスーパーは営業している(店舗にもよる)。 小規模で品ぞろえは少ないけど、日曜営業しているというだけで表彰してあげたくなる。 本当に助かる。 半額商品も見つけてラッキー。 まったくもっておいしくないけどね。 スイスで食は期待できない。 ヘルシー路線で素材はちゃんとしているものの、食を楽しんだり味を追求したりする文化はまったく見られない。 オフェン峠(2149m)。 標識が低いとステッカーまみれで何も読めない。 想定していた以上にブレーキパッドが消耗。 スペアは持って来ていない。 いったん山を降りたところで店を探さなきゃな。 Silandro, Italy 2198km

アンデルマット(Switzerland)→ファドゥーツ(Lichtenstein)

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アンデルマット。 谷底の街。 また上昇。 山岳鉄道建設に関しても、スイスの技術は世界トップクラス。 険しい山中でも当たり前のように鉄道が網羅されている。 今日も無数のサイクリストが峠を攻める。 この夫婦は60〜70歳ぐらいに見えた。 スイスの平均寿命は83歳、世界4位。 1億人規模の人口で平均寿命世界1位を維持する日本は異常だが、スイス人も健康的でたくましい。 タンデムはしんどいでしょう。 標高2000mに駅があるのもスイスではふつう。 自転車もそのまま乗せられるようだ。 ケーブルカーも行き来している。 下降。 スイスは北海道の半分の国土に、人口900万人。 北海道の人口は500万人。 山と湖しかなさそうなイメージに反して、スイスはけっこう過密なのだ。 ちょっと走れば小さな街があり、スーパーもあり、泉もあり、補給に困ることはない。 雨。 一気に気温低下。 思ってたよりも早くヒートドームが崩れて、低気圧がやってきたか。 サイクリストが雨を祝うなんてそうそうめったにないですよ。 橋を渡って、リヒテンシュタイン入国。 リヒテンシュタイン公国。 世界で6番目に小さな国。 東京23区の4分の1ほど。 人口4万人。 ヨーロッパにはこういう謎のミニ国家がいくつもある。 ヨーロッパ旅は4度目になるというのに、いまだすべての国をおさえることができていない。 リヒテンシュタイン家は中世から続く名門貴族で、オーストリア=ハプスブルク家に仕えていた。 第一次世界大戦でオーストリア・ハンガリー帝国が崩壊すると、新たな後ろ盾を必要としたリヒテンシュタインはスイスと結びついた。 独立を維持したいリヒテンシュタインと、友好的な隣国を得たいスイス、という利害関係が一致。 スイスとリヒテンシュタインは関税同盟を結び、同じ経済圏を共有することとなった。 通貨はスイスフラン。 外交や国防はスイスにアウトソーシング。 国内には空港も鉄道もなく、最寄りの国際空港はチューリッヒ。 EU非加盟だが、EEA(欧州経済領域)には加盟している。 EUの意志決定には左右されないが、EU市場とは接続してその経済的メリットを享受する、という立場。 同じくEU非加盟のノルウェーとアイスランドもEEAには加盟している。 これほどのミニ国家なら大国に併合されそうなものだが、隣国がスイスであることがリヒテンシュタインにとって幸運だっ...