ボゴタ 4 (Colombia)

Prisma Hostelは、スタッフ全員ではないが一部不愉快な者がいたり、ゆっくりくつろげるような場ではないので、移動。

103ヶ国旅してきたが、自転車を敷地内に置かせてもらうのに超過料金を請求されたのは初めてだ。
予約時に「自転車を置かせていただきたい」というメッセージを送ったのだが宿側から返信なし、チェックイン時も何も言われず、滞在3日目になって唐突に超過料金払えと言い出した。

それから、日没後に室内で電気をつけていると、消しにくるスタッフがいる。
「ドミトリーは寝るためだけの場所だから電気をつけっぱなしにしないで」などとムチャクチャなことを言う。
まだ19時、寝てる人なんていやしない。
仮にそういうルールがあるとしても、無言でいきなり消すのは無礼だ。
そのくせ、夜勤のスタッフは深夜ずっとおしゃべりしたり音楽を鳴らしたりして、その音が筒抜けで聞こえてくる。
あなたたちの仕事は何ですか?

じゃあな。

毎週日曜日は「Ciclovía」(自転車道)の日。







総延長121kmにわたる自動車道がサイクリスト、スケーター、ランナーたちに開放される。

100~200万人がこの自転車天国を楽しんでいるという。

問題の解決にはまだ遠いものの、国をあげての取り組みがはっきりと目に見える形で実現されている、感心。

自転車万歳!




血気盛んな若者たちがアクロバティックな走行をしたり猛スピードで暴走したりしているのはご愛嬌。



Mural Hostel。

個室で31500ペソ(922円)。
カード払いだと+5%。
広々とゆったり。
キッチンあり。
スタッフは礼儀正しくて気持ちがいい。
もちろん自転車を置かせてもらうのは無料。
立地も市のど真ん中で良い。

なんとフリーフード。

くそっ、最初からここに泊まっときゃよかった。
大失敗。
Prisma Hostelよりこっちの方が100倍良いが、なぜかあっちの方が混み合い、こっちは閑散としている。

部屋は極狭だが、ドミトリーとは比較にならない。

ひとつ難を言えば、最初の宿もここも、建物に入るといきなり階段があって、荷物をはずして小分けにして運び上げなければならない。
このスキに荷物を盗まれる危険性が高くて怖い。

でもここは落ち着くな。
そろそろ出発すべきだが、ついつい延泊。

通りに出ると、またなんかやってる。

5月1日、メーデーか。

アメリカを発祥とする労働者の祭典日、メーデー。
多くの国でこの日は祝日となっている。





南米各地で大規模なデモを見てきた。
それぞれ趣旨は異なるだろうが、深刻に何かを訴えている側面もあれば、お祭り騒ぎのように楽しんでいる側面もある。

日本にはメーデーはないが、勤労感謝の日という祝日がある。
だからといってそれによって労働環境が改善されたような記憶は一切ない。





南米に根付くデモの文化。
最初は、こんなことしたって何も変わらんだろうという懐疑しかなかったが、かれらを見てると、これは表現の場なのだと思うようになった。
真剣に何かを訴えてもいいし、お祭り騒ぎして楽しんでもいいし、パフォーマンスしてもいい。
なんでもありの場と時間。
僕もおもしろくて、つい見入ってしまう。


ビュッフェ!

49600ペソ(1449円)。
中華経営のようで、英語を話す中国人が対応してくれた。
メニューも中華がメインで、ローカルフードとは根本的に味が違う。
野菜も豊富。

スシコーナー。

!!!・・・イチゴとマンゴー。

わーい!

久々に、腹一杯になるまでガッツリ食えた。
さあ、走るぞ。


Bogotá, Colombia

15927km (Total 152621km)



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