マクタン島 (Philippines)
セブシティのすぐそばにあるパッと気づかないほど小さな島、マクタン島へ。
セブシティを振り返る。
セブの国際空港はこのマクタン島にある。
なるべく空港から近い宿で。
Cozy Inn Mactan。
744ペソ(2001円)。
日本人が泊まることも多いようで、スタッフの女性は日本語を少しだけ話せる。
とにかく暑い東南アジアの文化といえば、なんたってかき氷。
フィリピンではかき氷は見かけないなと思い調べてみたら、なんとあのハロハロがフィリピン原産なのだそうだ。
ミニストップという傑作スイーツを生み出すコンビニは今も存続しているだろうか。
個性あるコンビニはどこも三大巨頭に吸収されてしまって、日本のコンビニ文化も昨今はめっきりつまらなくなってしまった。
ともあれもう出国間近、急げハロハロ!
1個90ペソ(242円)。
紫色のアイスは、ウベと呼ばれるヤムイモの一種が原料。
ココナッツミルクに浸されたシャーベットに、ゼリーなど複数のトッピング。
ミニストップのハロハロとはまったく別物。
「ハロハロ」とは「ごちゃまぜ」という意味だそうで、自由なバリエーションがあっていいんじゃないかな。
マレーシアのチェンドルを思い起こさせる。
おそらく最初期はもっとシンプルで、チェンドルと同じような原型だったのではないだろうか。
追加でラージ、129ペソ(347円)。
店員のお姉さんがめずらしがって、僕の写真を撮りまくっていた。
やっぱり、熱帯ではかき氷しか勝たん。
ついさっきまで、とっとと出国してしまいたいとしか思ってなかったのに、すっかり上機嫌ハイテンション。
もう1軒。
他の東南アジアのようにかき氷専門店とか屋台があるわけではなく、こういう軽食店のひとつのメニューとしてハロハロがある、だから今まで気づかなかった。
1個85ペソ(228円)。
見えていない下の方はココナッツミルクベースのシャーベット。
1軒目もそうだったけど、トッピングにコーンを入れるのだけはいただけないな。
もういっちょ。
Chowingという中華ファーストフードチェーン。
Halo Halo Supreme。
5人前、299ペソ(804円)。
完。
もう思い残すことはない。
セブ島はマゼランが殺された地と言われているが、正確にはここマクタン島。
当時ここはイスラム圏で、キリスト教の布教を始めたマゼランに対してラプラプという領主が激しく抵抗し、巧みな戦術で返り討った。
世界史的には主役はマゼランだが、ここでは侵略者を討伐した勇者ラプラプが英雄となっている。
ラプラプの背後に、マゼランのモニュメント。
上端部が損失してしまっている。
手入れもされておらず、雑草が生えている。
マゼランはここで没したが、部下たちはスペインに帰還して世界一周を達成。
そしてその後、結局フィリピンはスペインの植民地となってしまう。
Lapu Lapu City, Philippines