マニラ 2 (Philippines)

さんざん唐辛子に痛い目にあわされても、ローカルフードはやっぱり気になる。

もちろん、フィリピンの食は辛くないらしいとリサーチした上でのことだけど。

240ペソ(644円)。

おお、おいしい。
辛くない。
唐辛子さえ入ってなければアジアンフードは何だっておいしい。
ただ、腹はまったく膨れない。

もう一軒。

店頭に置いてあるのはサンプルかと思いきや本物で、スープをぶっかけて出来上がり。

60ペソ(161円)。

化学調味料は一切使ってなさそうな、なんとも素朴な味。

クレジットカードの普及度は非常に低い。
まさかのセブンイレブンもマクドナルドもカード払い不可。
大手スーパーではできるが、店員が扱いに慣れておらず、手間取って時間がかかる。
G-CASHとかいうフィリピン独自のオンライン決済があるようだが、見ているとほとんどの人が現金で支払っている。

ゴミくせー。
ションベンくせー。


自分と似た顔の人たち。
コンビニ文化、多様な食、和食屋も無数にあり。
もはや食に不自由することはない。
これはもうほぼ帰国したと言っても過言ではない。

決定的な違いは、若さ。
平均年齢24歳、日本の半分。
人口1億958万人。
日本を超える人口大国になるのも時間の問題。

現在の大統領は、かの独裁者マルコスの息子。
副大統領は、かのドゥテルテの娘。
なんとも不気味な強キャラぞろい。
ドゥテルテ元大統領も含め、現政権も高い支持率を獲得しているのは国が急成長の最中にある証拠か。

民主主義の末期症状でどうにも立ち行かず衰退の一途をたどる日本からすると、独裁色の強いASEAN諸国がこれからどう手腕を振るっていくのか、見ものだ。

マスク率の高さは、他の東南アジア諸国と同じく排気ガス対策と思われる。
COVID以前からそうだった。

そこはキミの定位置なのか。

巨大ショッピングモール多数。

いくつもの棟で連結されており、中を歩いているとすぐ迷子になる。



にぎわってる。

YOSHINOYA!!!

牛丼屋だけど、ラーメンやコーヒーもメニューにある。

牛丼大盛り、250ペソ(671円)。
天丼、250ペソ(671円)。
アイスコーヒー、99ペソ(265円)。

味は文句ないし、割高なのも仕方ない。
ただ、なんでこんな小さい!?
ミニミニサイズすぎて食べたうちに入らん。
フィリピン人は日本人より少食なのか、たしかに体格が小柄だ。

MARUGAME!!!

久々に冷たいうどん食べたかったけど、長蛇の列で断念。

ラーメン屋多数。

味は文句ない。
でも少ねえー。
お子様じゃねえんだぞ。

腹一杯になってみたい。

マクドナルドは、ビッグマックのセットが250ペソ(671円)。
日本より安い。

ビッグマックの価格でその国の物価や経済力が計れるという「ビッグマック指数」は興味深いものだが、もちろん大雑把な指標にすぎない。
先日、物価の安いスリランカでマクドナルドがやけに高くて驚かされたが、なんとスリランカはビッグマック指数で世界9位にランクインしている(ただしユーロ圏を1ヶ国としてカウントしたランキング)。
アルゼンチンも上位にいるが、おそらく公定レートで換算しているせいだろう。
裕福な欧米諸国が占める中、スリランカがトップ10入りしているのは何かのバグとしか思えない。
理由は不明だが、経済や物価というのはそれほど単純ではないということだ。

いわゆる日本食だけが日本食ではない。
日本のパンや洋菓子も世界トップレベルにあるということをフィリピンの方々はわかってらっしゃるようだ。

食も物品も豊富。

ダイソーだけでなく、他にも日本の雑貨専門店などがある。
店内で商品を見てると、やっぱ日本製ってすげーなーと感心。
日本の影響力は低下する一方とはいえ、製造業におけるジャパニーズクオリティは依然として世界トップだ。

スリランカでは、ずーっと地元民からの視線を感じていた。
外国人である僕をめずらしがって、無言でじーっと直視し続ける。
我々の感覚からするとこれはとてもしんどいし、無礼でもある。
フィリピンでは、ここはフィリピン人ばかりで外国人は見当たらないが、視線をまったく感じないし、声をかけられることもない。
似たような顔だから目立たないのかな、でも日系の店では日本語であいさつされたりする。


Calamba, Philippines

30955kmkm (Total 167649km)



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