高知→大分
日の出は5時半。
サイクリストの朝は早い。
仁淀川。
ふつうに海沿いに進んでもらっていいのに、山に連れて行かれる。
四国も険しい地形、内陸は居住に適さない。
砂と岩のハイブリッド。
こういう感じはめずらしい。
四万十川。
四万十川の河川敷の無料キャンプ場。
テントを設営した直後、雨。
簡易トイレと水道が申し訳程度にあり、その周辺は家族連れたちが陣取っている。
少し歩けばドラッグストアがあり、そこのきれいなトイレを使った方がいい。
雨は一晩中降り続けた。
3年ほど前にデカトロンで買った6000円のテントは、多少の浸水は許すものの、まだ健在。
今まで買ったテントの中でも、これは特にアタリだな。
四万十川を遡る。
おびただしい数の車とバイクたち、パタッと消えた。
GWが終わったのか。
みんなけっこうカレンダーに支配されてるのね。
時々現れる休憩所がありがたい。
こういうタイプのテーブルと椅子、広々とくつろげる。
愛媛に帰還。
宇和島。
いいキャンプ地がなかなか見つからないこともある。
公園をいくつか見てまわったが、どうも人気が多すぎる。
街から少し離れた、漁港の公園に決めた。
きれいなトイレと、広い敷地。
しかしこの公園をグルグルと何周もウォーキングを続ける人たちが絶えない。
完全に人気がなくなるまで、テントを張らずに待つ。
なんでこんな夜遅くまで歩き続けるのか、理解に苦しむ。
結局、22時すぎにようやくテントを張れた。
朝、3時半起床。
4時半にはテント撤収。
その頃には漁師たちが漁船のエンジンをかけ始めるので、どのみちゆっくり寝ることなどできない。
やはり海辺はキャンプに向かないな。
四国一周、12日ぐらいかかったのかな。
大分県大分市
5414km