南パンタナール 1 (Brazil)
南パンタナールへ。 世界最大級の湿地帯、パンタナール。 手つかずの大自然が残るのはその北部で、道路がないため自転車でのアクセスは無理。 アクセス可能な南パンタナールを少し見てまわる。 といっても、相変わらず果てしないファーム。 動物との遭遇は期待できない。 鳥ならいる。 アサイーの木に群れるルリコンゴウインコ。 まさに実をくわえた瞬間。 レア。 トゥッカーノ。 手前に葉があると葉にピントが合ってしまい、動き続ける鳥にピントを合わせるのが難しい。 全身像を撮りたいのだが、若干ピンボケ。 大型車の多い幹線道路からはずれて、しばしローカルロードで。 風景がガラリと変わった。 しかし依然としてファーム。 安宿もなさそうなのでキャンプしたいのだが、道路の両脇には隅から隅までビッシリとファームのフェンスが張ってある。 唯一フェンスが途切れるのが、川。 キャンプするなら川に侵入するしかない。 でも車を停められるような大きめの川だと、先客がいたりする。 ようやく、いい場所発見。 草をかき分けてようやく入り込めたようなところなので、他の人が来ることはまずない。 厳しい暑さ、キャンプするなら河原であることがマスト。 川で水浴びして、洗濯して、スッキリ爽快。 久々の、というか今回の旅で初のキャンプか。 夜は満天の星。 静かだ。 とうとう未舗装。 写真の左の木に、またトゥッカーノ。 未舗装のマイナーロードなら静かに走れると思いきや、全面工事中。 工事車両が騒々しく行き交い、ここでも動物との遭遇はなさそうだ。 仕方ない、ふだん走っている舗装道路も、こうやって自然を破壊して工事してくれたからこそ旅ができる。 なんやこれ最悪。 鳥ならいる。 赤と青と黄色の羽のコンゴウインコを見たが、写真は撮れず。 一部森林地帯で自然っぽいところもあるが、基本的にはここもファーム。 どこまでもファーム。 暑い。 マットグロッソドスル州に入ってから、パンクが止まった。 やはりあのサンパウロ州の高速は特別、刺さりやすいトゲが多かったせいなのだろう。 シュワルベの品質劣化を疑ってしまったが、まだまだ頑張ってもらうよ。 Bonito, Brazil 2650km (Total 139344km)