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6月, 2022の投稿を表示しています

南パンタナール 1 (Brazil)

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南パンタナールへ。 世界最大級の湿地帯、パンタナール。 手つかずの大自然が残るのはその北部で、道路がないため自転車でのアクセスは無理。 アクセス可能な南パンタナールを少し見てまわる。 といっても、相変わらず果てしないファーム。 動物との遭遇は期待できない。 鳥ならいる。 アサイーの木に群れるルリコンゴウインコ。 まさに実をくわえた瞬間。 レア。 トゥッカーノ。 手前に葉があると葉にピントが合ってしまい、動き続ける鳥にピントを合わせるのが難しい。 全身像を撮りたいのだが、若干ピンボケ。 大型車の多い幹線道路からはずれて、しばしローカルロードで。 風景がガラリと変わった。 しかし依然としてファーム。 安宿もなさそうなのでキャンプしたいのだが、道路の両脇には隅から隅までビッシリとファームのフェンスが張ってある。 唯一フェンスが途切れるのが、川。 キャンプするなら川に侵入するしかない。 でも車を停められるような大きめの川だと、先客がいたりする。 ようやく、いい場所発見。 草をかき分けてようやく入り込めたようなところなので、他の人が来ることはまずない。 厳しい暑さ、キャンプするなら河原であることがマスト。 川で水浴びして、洗濯して、スッキリ爽快。 久々の、というか今回の旅で初のキャンプか。 夜は満天の星。 静かだ。 とうとう未舗装。 写真の左の木に、またトゥッカーノ。 未舗装のマイナーロードなら静かに走れると思いきや、全面工事中。 工事車両が騒々しく行き交い、ここでも動物との遭遇はなさそうだ。 仕方ない、ふだん走っている舗装道路も、こうやって自然を破壊して工事してくれたからこそ旅ができる。 なんやこれ最悪。 鳥ならいる。 赤と青と黄色の羽のコンゴウインコを見たが、写真は撮れず。 一部森林地帯で自然っぽいところもあるが、基本的にはここもファーム。 どこまでもファーム。 暑い。 マットグロッソドスル州に入ってから、パンクが止まった。 やはりあのサンパウロ州の高速は特別、刺さりやすいトゲが多かったせいなのだろう。 シュワルベの品質劣化を疑ってしまったが、まだまだ頑張ってもらうよ。 Bonito, Brazil 2650km (Total 139344km)

カンポグランデ (Brazil)

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マットグロッソドスル州最大の街カンポグランデで少し休養。 街路樹でかい。 世界各地で動物注意の標識を見てきたけど、ここはカピバラ注意か。 街中の大きな公園。 ここにもカピバラが。 カピバラの子供かな、と思ったらこれはアグーチ。 別の湖でもカピバラ。 ここはワニもいると聞いたが、発見できず。 街を歩いていても、時折コンゴウインコを見かける。 鳴き声が独特なので、近くにいるとわかる。 カンポグランデは、特に沖縄出身の日系人が多い。 ここでは誰もが沖縄そば(sobá) を知っている。 ここは、日本食をメインとするフードコートとなっている。 現代の日本にはこういうのは少なく、どちらかというと東南アジアの屋台を彷彿させる。 平日は夜だけ営業、土日は昼から営業しており、なかなかの盛況。 コロナ以前だったら日本人旅行者の姿も見られたかもしれないが、今はほぼブラジル人のみ。 メニューは多くはなく、とりあえずスタンダードなソバを注文。 大中小とサイズを選べて、大は41レアル(1057円)。 僕が知っている沖縄そばとはまったく別物、現地向けの味になっているのだろう。 日本のそばやうどんの、独特のコシとかつるりとした食感って他国ではなかなか味わったことがなく、ここのそばも日本のとは違う。 スイーツ屋さんもあり、ここの人は日本語が上手だった。 シュークリーム! シュークリーム、たいやき、アップルパイ、計17レアル(438円)。 これらも日本のものとは少し趣きが異なるが、久々のクリームがたまらなかった(たいやきも中身はクリームだった)。 地球の裏側での日本食体験。 今や世界各地で日本食が広まって食べやすくなったが、ブラジルは他国とは歴史が違って独特。 街路樹でかい。 自転車レーンは一部しか整備されておらず、道は広くても路面はボコボコで、サイクリングにはあまり向かない。 Hostel Raizerに滞在。 ドミトリー1泊47レアル(1212円)。 部屋はちょっと狭めだが、庭は広々とゆったり。 宿の人もとてもフレンドリーで親切。 徒歩ですぐのところに大型スーパーあり。 これは長居したくなる。 ドミトリーはけっこう埋まっていて、やはり旅行者ではなく労働者ばかり。 かれらも気さくに声をかけてくれる。 どういった事情でどんな仕事をしているのか、興味はあるけど言葉の壁でいまだ謎。 毎日晴天、毎日暑い。