装備

せっかく日本にいるので、いろいろ装備を新調した。
いかにもピカピカの新品で旅を始めると目立つので、早めに買って少し汚しておいた方がいい。

ORTLIEB バックローラークラシック(40L) 2ペア

これを買い替えるのは何度目だろうか。
一度の旅で、裂けて破れてボロボロになってしまう。
接続パーツ等は年々少しずつ改良されているが、基本型は昔から変わっていない。
調べてみると、他のメーカーで安価で良さげな物も発見したのだが、細かい点まで比較するとやはり結局オルトリーブになってしまう。
値段もかなりの額なので、長持ちしてほしいものだ。

ORTLIEB アルティメイト6クラシック(8.5L)

これも、いつも決まったところが裂けるので、毎度買い替えることになる。

バタフライハンドルだと、フロントバッグと干渉する。
エクステンションアダプターでアタッチメントを拡張すれば、ギリギリ装着できる。

シュラフも新調。
今まで使っていたナンガのシュラフは、悪くはなかったのだがサイズが小さくて窮屈で、短いセンタージッパーも便宜が悪かった。

これは、知り合いにアウトドアショップを紹介してもらって、そこの店員に薦められるがままに買ってしまったもの。
店員も買わせたい商品というものがあるだろうし、十分に選ばせてもらう余裕がなかった。
サイズやカラーや価格などちゃんと吟味して選ぶとなると、やはりネット通販がいい。

新たに買ったのは、
ナンガ オーロラテックス600DX

ナンガのシュラフは、ショート、レギュラー、ロングの3種類のサイズがある。
そんなことすら確認せず買ってしまった以前のレギュラーのシュラフは足の爪先がつっかかって窮屈だったが、今回ロングを買ってみたら断然快適になった。
ゆったりとして余裕があり、リラックスできる。
カラーもダークで落ち着く。
僕は日本で生活している時もシュラフで寝ているのだが、これはベッドからはみ出してしまうほど大きい。
テントも狭いものだと、このシュラフは収まりきらないかもしれない。

ジッパーはセンターでもサイドでも、足元まで大きく開いてくれればどちらでもいい。

旧シュラフはダウン量が450だったが、ワンランク上げて600にしてみた。
防寒対策で新たに服を増やすことも考えた。
最近はワークマンなんかで、エアポンプや電熱など、興味深い防寒着が出ている。
でもコンパクトに収納できないものは、旅には向かない。
服を増やすと荷物がかさばるが、シュラフのダウン量を上げても収納してしまえば以前とそれほど変わりない。

インナーシーツは、以前より薄手で軽量なものに。

旅行中の洗濯は、基本的に手洗い。
厚手のものだと手で絞りきれないので、薄手で速乾性のものならそれに越したことはない。

マットは、THERMARESTとほぼ同じ(コピー?)で、より安価なものが他のメーカーから出ている。

montbell ストームクルーザー

以前買ったモンベルのレインダンサーは、生地は問題なかったがチャックが壊れてしまったので、ランクを上げたものに買い替えた。
パンツはレインダンサーのまま継続。

ネッククーラー&ウォーマー

スイッチ切り替えで、温冷両用。
熱帯夜のキャンプもしんどいし、ドミトリーに宿泊する時なんかも僕は他の人たちとは違った温度感覚の持ち主なのでひとりで暑がっていたりする。
今まではひたすら扇子で扇ぎ続けていたが、これは冷却プレート+送風でだいぶ楽になるのではないか。
折りたたんで収納するとコンパクトになるが、押しつぶされて壊れそうな予感がするし、思ってたより重量がある。
とりあえず試しに買ってみたが、ボツになる可能性もある。

CB缶→OD缶変換アダプター

ガスの弱味は、どこでも入手できるわけではないこと、そして規格が複数あること。
OD缶は主に先進的なアウトドアショップでしか売られていないが、そんな店などない国も多々ある。
日本のスーパーやコンビニでも売られているCB缶は、他国でもそこそこ見かけることがあるので、両方に対応できるようにしておけば安心感が増すし、これも折りたたむとコンパクトになるので荷物にならない。

電気コンロ
これは屋内での調理に重宝する。
前回の旅の途中でこれとほぼ同じものを買い、宿の室内で調理したりお湯をわかしたりできて、非常に便利だった。
荷物が増えることになるが、電源さえあれば燃費ゼロで調理できるというメリットはでかい。
日本の店頭では見たことがなかったが、ネットで難なく買えた。

モバイルバッテリー

展開すると、ソーラーパネルになる。



ソーラーによる充電はまだ微々たるものだが、ないよりはマシだろう。
走行中はハブダイナモで、宿泊する時は電源から、そのどちらもできない時はソーラーで少しでもチャージする。
これでラップトップ以外の電子機器の充電はほぼまかなえる。
このモバイルバッテリー、かなりずっしりと重いが、それだけ旅においては充電の重要度が高い。

災害時用というコンセプトなので、ライトやコンパスも付いている。

PROTREK

壊れないものと思っていたが、12年前に買ったプロトレックはトリプルセンサー(標高、気温、コンパス)が機能しなくなってしまった。
店に持って行って修理を依頼してみたのだが、古すぎて今は部品が存在しないので修理不能、とのこと。
12年前にはすでに完成されていたプロトレック、現在同価格のものを買ってもほぼ変わりない。
日本で生活を続けるのならスマートウォッチも興味あったが、旅をするならやはりタフなプロトレックがいい。

あとは、スマホも買ったし、その他細々としたものもいろいろ買い替えた。
準備だけで数十万の出費。
出発まであと2ヶ月、買い物はほぼ完了。



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