札幌生活
新天地の生活は楽しい。 東京や、特定の土地に固執する理由はない。 仕事を始めて1週間ほどたった。 以前と同じく、 高所の仕事 。 旅先で仕事するならリゾバをやったらいいとか何とか言われたりするが、金とか効率とかよりも、僕は楽しく仕事していたい。 こういう土地柄での高所作業、特に冬場の仕事っぷりには以前から興味があった。 自転車通勤。 道路もやはり東京より走りやすい。 早く雪降ってほしいな。 近年は北海道も温暖化で夏はけっこう暑い、という話は聞いていた。 つい先日までとても6月とは思えないほど涼しく上着を羽織っている人さえいたが、ここ2~3日で一気に気温上昇、暑い。 それでも東京のジメジメした空気とはまったく異なる。 新居の部屋は、エアコンなし扇風機のみ。 風通し悪く、洗濯物は部屋干ししているので室内にはモワッとした空気がこもる。 早くも厳しい。 共用リビングにはエアコンあり。 例によってキッチンやバスルームがありえないぐらい汚く散乱していたので、こっそり少しずつキレイにしていく。 住人は現在8人ほどで、ほぼ外国人。 リモートワークが多いようで、昼も夜もずっと家にいる人たち。 でもコロナ禍での東京の超過密シェアハウス生活を思えばなんということはない。 周辺にはスーパー多数あり。 激安スーパーもあり、食材も豊富。 ダイソーもあり、ビバホームもあり、困ることはない。 この手の店は東京より地方都市の方がたくさんある。 どこも広大な駐車場があり、コンビニでさえ駐車スペースがある。 心身ともに、あっという間に旅人モードがオフになった。 筋肉は落ち、贅肉がメキメキつき、飢餓状態が終わった。 もう寿司50皿は食えない。 実家からウナギが送られてきた。 キッチンには食器もそろっているが、例によって一食がおさまるサイズの器がないので、自分用のどんぶりを買った。 仕事の昼飯用に毎日おにぎりをつくっている。 米2合。 圧縮しても、大サイズの海苔が2枚必要。 あまり経済的とはいえない。 部屋ではず~っとギターを弾いている。 内に引きこもる心地良さ。 北海道札幌市